商売上手の街の値切り文化とは

 

大阪の街

~大阪人は必ず値切る?~
大阪は東京に次いで日本第2位の商業都市です。人口約1212万人という西日本最大の都市ですから、多種多様なルールがあって当然でしょう。東京の人が必ず大阪の人に聞く質問に、「大阪の人って、必ず値切るんだよね?」という言葉があります。
これは本当なのでしょうか?

 

 

生粋の商売の街

ビル

大阪は、日本でも有数の実業家を多数輩出しています。
江副浩正(リクルート創業者)、猿橋望(NOVA創業者)、鳥井信治郎(サントリー創業者)、中内功(ダイエー創業者)、松下幸之助(パナソニック創業者)、藤田田(元日本マクドナルドホールディングス会長)といったそうそうたる人物は、たった1人で事業を立ち上げ、日本を代表するトップ企業にまで築きあげました。
この根性は大阪の気風をそのまま物語っています。
大阪は「儲かりまっか」「ぼちぼちですねん」が日常の挨拶言葉なのです。

 

 

 

値切るのはコミュニケーション

八百屋

大阪人は「品質の割に安く」商品を買うのはごく当たり前。
中国人観光客が、「中国より安い!」と驚いた、大阪のせんば心斎橋筋商店街は大阪の誇りです。
人と喋るのが大好きな大阪人にとって、買い物は最大のコミュニケーション。特に家電や車といった高額商品には、粘りに粘ります。
「消費税はコミでね!」「納車はガソリン満タンやで!」というダメ押しは、大阪ではごく普通の会話です。
交渉が失敗に終わっても決してあきらめず、「ほな、何かちょうだい」と切り返すおばちゃんを、他県人はもっと見習っても良いのではないでしょうか。

 

 

 

ケチではなく遊び心

大阪人は決してケチではありません。値切る=貧乏人と考えるのは間違いです。大阪は「持ちつ持たれつ」の文化があり、恩義に厚い気風です。安くしてもらったら、またそこで買う、友達に宣伝するなど、お互いに気持ち良い取引を自然に行っています。値切るのは卑しいのではなく、遊び心です。とりあえず値切ってみよう、大阪人はそう考えているのです。

 

 

 

大阪の経済

最近は東京の百貨店の売り上げが軒並み落ち込み、全国的に百貨店販売額は低迷していますが、大阪に関してはおおむね堅調です。2013年4月にグランフロント大阪もオープンし、大阪の個人消費は今後も増加していくと予想されています。助け合いの精神が根付いている大阪は、庶民によって経済が支えられているようです。

その他の大阪特有の文化